今日も受講生記事をご案内します。
Hさんは以前に受けた英検®1級に英作文が23しかとれずに不合格。
そこから、彼女が悩んでいたのが英作文の「書き方」でした。
どんなふうに書けば高スコアがとれるのかわからない。
そして教員でもあった彼女は、英語を書く力はそれなりにありました。
だからこそ、「惜しい」ところで点が伸び悩んでいる、私はそう感じたのです。
そしてこの1級英作文における「惜しい」部分を潰すことにフォーカスを置きました。
結果、英作文スコア(素点)は23から30/32までアップし、念願の突き抜け合格(バンドは+6)を成し遂げました。
英検®1級英作文のコツは構成にあり
Hさんが直前の英作文対策講座で取り組まれたのが「英作文の構成」でした。
これまで、PREP法で同じことを最初と最後で繰り返していたのを「繰り返しはNG」という認識のもと、書き方を変えていった。
すると、みるみる効果が表れ、講座終了後には「どんどん書けるようになりました」とのお声をいただくように。
実はこのHさんが相談に来られた時点で試験前1か月を切っていました。
それでもお手伝いできると感じたのは、もともとの書く力のベースがあったからです。
あとは構成をしっかり作っていけば、絶対に得点できる自信があったので、そこをメインにお手伝いさせていただきました。
結果は英作文で特に突き抜けて合格。
英検®英作文は「構成」と「ライティング」の2つが必要
彼女をみて思ったのが、英検®の英作文(English composition)は書く力(ライティング力)だけでなく「構成を作る力」「論理的に論旨展開する力」が問われている点です。
ただきれいに書けるだけではいけない。
論旨展開を決めきれないと点が伸びませんので、ここを決められるように対策をする必要があると思います。
そしてこれも日ごろのトレーニングがすべてです。
私のところでは、構成についても添削を入れています。
構成や内容面では、客観的な目が入るか入らないかで結果としてできることが大きく変わってきます。
自分では内容や論点、論旨展開のズレに気が付かないことも多いのです。そこを客観視できる環境を整えるってやはり大事だと思います。ここはChatGPTなどにはできないことでもあります。
大きく飛躍し自信をつけたHさんは、さらに上を目指して勉強中です。