久しぶりにこちらのブログを書きます。
2024年7月、英検®1級に3回目の合格をすることができました。
この3回合格してきた中で、この勉強法がたしかに効果があった、という3つのことについて、今日は書きたいと思います。
英検®1級になかなか合格できなくて悩んでいる、
英検®1級の語彙でつまずいている状態、
そんな人のお役に立てる記事になっています。
英検®1級に3回目の合格をして気づいたこと
2024年7月、英検®1級に自身3度目の合格をしました。
今回は、いろいろと大変なこともあった中で、やはり強みの英作文で得点し、他パートの不出来を大きくカバーしてある程度余裕をもって合格することができました。
なんだかんだで、英検®1級を初めて受けた時が一番成績はよかったですね(笑)
プレッシャーがなかったからだと思いますが。
英検®コーチとして臨んだ残りの2回は、しっかりと周りに「受けます」と公言して臨んでいたので、プレッシャーが半端なくかかったこともあり、点が伸びなかったと分析しています。
次回はプレッシャーに打ち勝てるだけの力をつけて挑みたいです。
さて、しかしながら、この3回の合格で、私の中で大きな気づきがありました。
英検®1級に合格できる学習メソッドについて、3つのポイントが、私にはあったのです。
そちらを、順にシェアしていきます。
①大事な英検®1級 英作文対策は最初からやっていく
まず最初に、私自身が力を入れているところでもあるので当たり前って言えば当たり前かもしれないんですけれども、ライティング対策がめちゃくちゃ大事なので、ここはもう最初っからやっていくことです。
まず語彙からでしょうか?
やっぱり長文読解やらないと作文なんて書けないよね・・・
っていう人もいるのかもしれないですけど、私はそれは違うと思っています。
やっぱり英作文で書いていくっていうのは能動的な学習なりますので、長文読解とか語彙とかそういったものとはまた違ったアプローチが必要になるはずです。なので英作文に関しても最初から書いていくってことをしていく。それで、添削は絶対に受けていくっていうことをやっていかないと、やっぱり能動的な学習ができないです。
そこから英作文をやったことで逆に長文を読んだときに1級の長文が理解できるようになってたとか、構文が理解できるようになってたとか、文法がすごく理解できるようになって読みやすくなりましたとか、
そう言われる方がすごくたくさんいらっしゃるんです、私の今までの生徒さんとか、今の生徒さんで。
それは何でかっていうと、英作文というアウトプット中心の学習・能動的な学習をして「知ってる文法」より「使える文法」を得ていったからだと思います。
この同じ文法でも2つって違う。
なので「使える文法」っていうのが一番強いんです。
使える文法やしていくことによって、書いて出せるのであれば、読んだら絶対わかる。なのでその練習っていうのを英作文を通してしていくということが一番大事なります。
中でもよく聞かれるんですけど、
「独学なんですけど、テキストいろいろありますけど英作文は教材何がおすすめですか?」って聞かれます。
私はライティング大特訓をおすすめしてます。これは皆さんにおすすめしてます。
文章のレベルが高くて綺麗っていうのもありますし、内容とか構成がすごく参考になります。ここにあるような内容・構成で書ければ絶対に高い点がもらえるなっていう構成とか内容になってます。実際私自身もこのライティング大特訓から内容とか構成とかたくさん参考にさせていただいて、結果としてね3回1次試験合格した中の2回は得点94%で合格してます。生徒さんなんかもやっぱり「内容すごく参考になりますね」って言ってる人たくさんいるので。
内容って自分で最初からグッと考えるっていうのも一つのやり方かもしれないんですけど、私の中である意味効率が悪いなと思っているんです。よっぽど書きたいことがあれば別ですけど、そうじゃなければ内容っていろんなところ載ってるのを拝借してもいいわけなんですよね。それを自分の内容としてストックしていけばいいわけなので、内容を参考にするってのはすごく大事だと思います。
あとは、やっぱり書いていってほしいなって思います。
とにかく添削を受けていくことで自分の文法とか、間違いに気づいていって、そこから暗唱して音読練習して落とし込んでリライトをするまでの流れを確実にこなす。
これで英作文対策に本当に「クリアな地図」があるので、迷わずにこの方法でやってくださった方は皆さん英検®1級英作文も高得点で受かっています。
②英検®1級 文単をやり込む
そして英検®1級学習2つ目のポイントは文単(「文で覚える単熟語」)。
何をやったかっていうとやっぱり最初リスニングから入ったんです、必ず。
リスニングから入ってました、わからなくても。あまり聞き取れなくてもリスニングから入るってことをやってました。ずっと徹底しています。まず何%最初の段階では聞き取れたか、10%でも20%でもいいので聞き取れただけのパーセンテージを記録してました。
なぜかっていうとやっぱりちゃんと勉強した後に聞き取れるようになったパーセンテージと比較をしたかったからです。進歩を感じたかったのでちゃんと記録をしていくってことをしていきました。
文単に関しては、その後に精読して音読して練習します。一生懸命落とし込んでいって、「これで文単のこのチャプターはもうOKだな」って思う目安は、私の中ではやっぱりリスニングだと思っているんです。リスニングを最後に何も見えない状態で聞いて、9割から完璧に近い理解ができれば(語彙とかも含めて)、もうそこはもう完璧だなっていうふうに思えて、私はそうやって次にどんどん進んでいったので、やっぱりまずそこまで落とし込む。
完璧になるまでやるってことです。
さらに、次の日次のチャプターに行く前に前日やったものは何も見ない状態リスニングしてました。
ちゃんと9割わかってるかなってことを確認していました。完璧じゃなくても、9割~8割、最低8割です、聞いた状態で何も見ないで理解できるかなということを確認していました。
それから今日やるところに進むっていうなことを繰り返していったら、もうたくさん何回も前にやったところを復習できるので、すごくこれが効果的だったなって思ってます。
1回目も2回目は英検®1級1次試験は長文読解とリスニングパートはほぼ9割近い得点をマークしてますので、それにはこの文単をやり込んだことが効いたなって思ってます。
③英検®1級の語彙対策はこうやりました
あと最後、英検®1級1次試験対策3つ目のポイントです。
すごい思ったことが、3回目で私語彙の得点が急激に伸びたんです。2023年度の第3回で私、語彙パートで24/25を取りました。
そして、それは何をやったかっていうと、
パス単とか単語帳ってほぼ使ってないんです。
何やったのって言ったら問題集を使ったんです。
まず語彙問題完全制覇を仕上げました。
どのぐらい仕上げたかっていうと、日英を主にやったんですね。
要するに( )に入る意味を日本語で予測するじゃないですか?問題集では。意味は予測して( )にこういう意味が入るなって。
それって選択肢四つ見てどれだろう・・・?って選ぶんじゃなくて、( )に入る意味これだよねってわかったら、これイコール英語ではこれ!ってパッと日→英で出せるようにするっていう練習をしてたんです。その代わり、( )に入るもの以外は全く覚えようとしませんでした。
私は問題集は3冊以上やろうって決めていたので、特に3回目のときはまず( )に入るものだけを確実に押さえていく。しかも、選択肢を見ないでも言えるぐらいまで仕上げようと決めたんです。
( )に入るものだけを日本語ででこういう意味が入るなと予測したら、これ=英語ではこれ!っていうふうに出せるような状態にしてきました。
それを1冊仕上げてその後何やったかっていうと、単語熟語問題(旺文社)をやっていきました。これも全く同じやり方でやりました。完全制覇よりも少し難しかった気がしたので、これは8割ぐらいは日→英で、選択肢を見ないで出せるっていう状態を作りました。
このやり方で何が良かったかっていうと、本番で四つ選択肢を見なくても答えがわかるんです。
このやり方はハードル高いっていう人もいるんですけど、私からしたら問題集の4択全部の単語を覚えようとすることほどハードル高いことはないなと思ってるので、それをやるんだったら( )に入る日本語を確実に押さえた上で日→英で出せるような覚え方をした方が、よいと思っています。
さいごに・・・
さいごに、今日の内容をYouTubeでもお話してます。
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