受講生記事です。
Tさんは英検2級に合格したばかり、そんな状態でご相談に来られました。
もちろん英作文もほぼ初めて取り組む状況。
最初は単語と単語がひっくり返っていたり、主語述語が反対になっていたりで、本当に英作文初心者というところからのスタートでした。
それが、今回1月の英検®準1級1次試験に英作文94%で突き抜けて合格。バンドも高バンド(+6)で合格しました。
「今までで一番うれしい」その言葉を聞いた時、本当に嬉しかったです。
Tさんの英作文94%の秘密は写経をやめ勉強法を一新したこと
Tさんは、最初から「英作文をうまくなりたい」という希望を持っていらっしゃいました。
それが叶うように、毎日何時間も(できる時では10時間とか)机に向かい勉強していました。
英作文も最初はどう勉強したらよいかわからず写経ばかりしていた、
そんな状況から、正しい方法で実践することを学んだんです。
写経は時間の無駄なので今すぐやめましょう
そう伝えて、勉強法を一新しました。
具体的には、いつも言っている、英作文添削→清書・徹底音読→リライト提出 の流れをつくりました。
この流れは絶対外さないんですよ。
さらに、リライトはかならず手書きです。
正しいものを手書きで出せたら怖いものはなくなりますから。
そしてこの方法で勉強を重ね、今回突き抜けて合格できた。
Tさんが大事な音読からリライトの流れをつくるまで
一番大事なプロセス、英作文においてはもうこれしかない、
音読からの再現、つまりリライトです。
可能なら手書きリライト。
私の講座では、リライトは手書きで添削しています。
手書きはリライトでこそおすすめ。
なぜならリライトするときにはほぼ正しいものを出せる状態になってるはずだから。
いきなり手書きで書くのもいいですが、私はリライトにこそ手書きをおすすめしています。
正しいものを書くという行為で脳がインプットしてくれます。それを活用するのです。
リライトで正しいものをなかなか出せないならば、それは単に勉強不足。
1日20回くらいやって1週間で140回くらいもやれば確実に覚えます。
覚えられないというのは圧倒的に数が足りていないんです。
「覚えられない」と嘆く前に1回でも多く音読することが大事です。
今までたくさんの生徒さんの英作文指導をしてきて、音読を150回くらいした人で英作文リライト時に困った人は見たことがありません。
先日、どうしても覚えられない、という人がいたので音読回数をきくと全然足りてなかった。その後は1日最低10回以上、1週間なら100回を目標にやっていただいたところ、きれいにリライトできていました。
やはり「リライトが書けない」というのは数が圧倒的に不足しているしか理由がないのです。
Tさんももちろん、そこに問題は抱えませんでした。
彼はかなり勉強時間を確保されてやっていたので、音読もたくさんやったと言います。
「英作文が覚えられない」という人は、「まだまだ数が足りてない」と思うことが大切であり、記憶力の問題ではありません。
写経をやめて自分で書いて添削を受けることにシフト。
それから復習(音読)を徹底し圧倒的に数をこなす。それからリライト。
こんなにシンプルでわかりやすい地図があるのだから、英作文対策は実はそこまで難しくないんです。
参考にしていただければと思います。