先日、受講生の方から嬉しい成長のお声をいただきましたので、シェアしたいと思います。
それが、「英作文を頑張ってやっているうちに、長文読解も意味や構文・構造が完全にわかって読めるようになってきたんです」
「さっこさんの言っていた意味がわかりました」というもの。
よく長文読解をやらないと英作文が書けないだとか、読解→ライティングだとかいうやり方を提唱する人がいますが、私は逆が実に効果的だと思っているんですね。
つまり、英作文をやることで、長文読解力も上がると思っているのです。
特に、1級や準1級を目指す基礎文法力のあるレベルにおいては。
それは、英作文は長文読解以上に能動的な学習だからです。
自分で書いていくということは能動性があるということです。能動的に書くと、文法や構文、文構造をアクティブに学ぶことになります。
これまで知らなかったりなんとなくスルーしてきた構文などと必死で向き合い、自分でそれを出せるようにする必要があるからです。
一方、長文読解学習にはこのアクティブさが欠ける人が多い。
これは内容の性質上ある意味仕方ないこと。自分で出さなくても良い、読んで意味がわかればよい、って考えでいるとどうしても能動性は下がるもの。
この感想をくださった受講生さん以外にも、これまでたくさんの方がこの英作文の他パート、特に長文読解パートへの相乗効果を実感されています。
まさに、英作文の学習は最強の英語学習ツールです。
ここを仕留めず何をやる??ってくらいに大事なもの。
そしてそんな状態をしっかりと作るためには、指導者が多彩な文法・構文・文構造を表現と合わせて使いこなせるようでなきゃいけない。
私のところでは、ここを確実に押さえた指導をしています。
だからこそ、みなさん次々とこのような長文パートへの効果も実感されているのかと思っています。
ぜひ英作文学習を長文を読めることにつなげる、この意識を持って勉強に活かしてみてください。