英検1級の取得に向けて勉強をしている方の中には、
「英検1級って本当に取得する意味があるの?」
という疑問を抱いている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、英検1級を取得するメリットや英検1級の価値、英検1級の取得に挑戦すべき人の特徴について詳しく解説していきます。
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英検1級を取得するメリットは?
では早速、英検1級を取得するメリットについて詳しく見ていきましょう。
英語力を底上げできる
英検1級を取得することによって、英語力を底上げできます。
まずシンプルに、英検1級は難易度が高く、合格するためには多くの勉強量が必要になるからです。
英検1級に合格するためには、1万から1.5万語レベルの語彙を覚える必要があり、抽象的で難解な文章を読む力も重要になります。
ライティングにおいては、最低でも200ワードを使用した文章を25~30分程度で書き上げる必要があり、リスニングでは難解な文章を1回で聞き取らなければなりません。
また、2次試験においてはネイティブおよび高い英語力を持つ講師の前で2分間のスピーチと4分間の会話をする必要があるのです。
英検1級に合格するには、これらの難関を乗り越える必要があるため、合格の知らせを受ける頃には英語力が大幅にアップしていることは間違いないです。
人生における選択肢が増える
英検1級を取得することによって、人生における選択肢が増えます。
なぜなら、英語を活用した仕事が選択肢の中に入ってくるからです。
英語を活用した仕事には、
・翻訳者
・英文記事ライター
・英会話スクールの講師
・英語講師
その他、様々なものがあります。
また、英検1級で培った英語力を活かして、自らビジネスを展開することも可能になりますので、様々な可能性を試したいと考えている方に最適です。
英語を使ったフリーランスとして10年以上活動してきた私の考えでは、英語を使った仕事は自由度が高いのが特徴です。
会社に縛られずに高いスキルを使って自分で仕事ができる。好きな時間に好きな仕事ができる。もちろん、駆け出しではそんなやさしいことばかりではありませんが、英語を使ったフリーランスは魅力がたくさんの働き方ではないでしょうか。
途中で企業に勤めたい・やっぱり会社員がいいといった場合にも、英語で仕事をしてきた実績があるのであれば転職は容易です。体験談で恐縮ですが、私はフリーランス7年目くらいで一度血迷って転職活動をしましたが、日系・外資含め3社受けて3社とも内定をいただきましたので。
なんだ、転職活動ってこんなもんなんだ、と拍子抜けした覚えがあります。
英語を勉強する多くの人々にとって英検1級合格は決してやさしくはありませんが英検1級資格取得の効果は絶大です。 英検1級資格は将来の仕事の展望を大きく広げ、英語の実力はさらに向 上し続けます。グローバル社会で英語の重要性を感じたら英検1級合格まで挑戦しましょう。人生が大きく変化するかも
— 小林蕗子(テソーラスハウス) (@ThesaurusHouse) February 16, 2023
「今さら英検1級?」1級に挑戦する時他の翻訳者に笑われた。1級なんて持ってて当たり前の世界。「1級なんてこの仕事に役立たないよ」とバッサリ。実際に取得して、英検にハマり専門コーチとして起業。月収は翻訳者時代の4倍。何事も本気で取り組むことで得られるものがある。優劣で判断するは愚か者。
— さっこ@翻訳者の英検ライティング術 (@sacco_lang) February 25, 2023
自己肯定感が高まる
先ほども解説したように、英検1級は難易度が高く、多くの勉強量が必要になります。
中には途中で挫折してしまう方もいますが、だからこそ最後まで諦めずコツコツ勉強をして、英検1級を取得することができれば、継続力の面でも自己肯定感を大幅に高められるようになるのです。
英検1級取得は大学生の時の最終目標に定め、無事卒業時に合格。学生時代は引きこもりを味わったり孤独だったけれど英検1級合格は自己肯定感upに繋がりましたし、何より生徒さんや周りの先生方から一目置かれるようになりました。
— とげまる (@toeic0214) November 23, 2022
高校、大学入試に活用できる
英検1級を取得することによって、
・高校入試
・大学入試
を有利に進められる可能性が高くなります。
中には、英検1級保持者は入学金免除という制度を用意している所もありますので、金銭的なメリットも得られるようになるのです。
さらに、大学の単位認定に活用できるケースもありますので、非常に利便性の高い資格と言えます。
英検とTOEICって何が違うの?
英検1級にまだ挑戦していない方の中には、
「英検とTOEICって何が違うの?」
という疑問を抱えている方もいるでしょう。
英検とTOEICの主な違いは、
・テスト内容
・試験形式
上記2つです。
以下、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
テスト内容
TOEICが測定するのは、ビジネスシーンにおける英語力です。
リスニングやリーディングなどの各種問題も、ビジネスシーンにおける文書や会話が中心となります。
一方、英検はビジネスシーンだけでなく、アカデミックなシチュエーションやプライベートにおける英語力もカバーしていますので、総合的な英語力を高めたいと考えている方におすすめです。
試験形式
TOEICは、
・リーディング
・リスニング
のみで英語力を判断します。
英検の場合は、
・リーディング
・ライティング
・リスニング
の3技能を一次試験で測定し、二次試験でスピーキングの能力を測ります。
このようなことから、1つの試験で全体的な英語力を測りたい、底上げしたいと考えている方には英検が最適と言えます。
英検1級に挑戦すべき人の特徴
では最後に、英検1級に挑戦すべき人の特徴について詳しく解説していきます。
英語力を伸ばしたいと心から思っている
英検1級は、英語力を伸ばしたいと心から思っている方におすすめです。
何度も解説しているように、英検1級の取得はそう簡単ではありません。
中途半端な決意や覚悟で英検1級に挑戦してしまうと、挫折するだけでなく、英語の勉強自体が嫌になってしまう可能性もあります。
それでも、英検1級を取得したい、そう思うなら心を決めて挑戦することをおすすめします。英語のレベルアップとともに、これまでとは違った世界が開ける可能性が大きくあるためです。
英語を活かした仕事に就きたいと思っている
英語を活かした仕事に就きたいと思っている方、英語力を活かして自分でビジネスを展開したいと考えている方にも英検1級の取得がおすすめです。
英検は知名度が非常に高く、最高難易度の英検1級を取得しておくことによって、企業からの信頼や評価もアップします。
また、英検1級の取得は自分の権威性をアピールするのにも役立ちますので、自分で何らかのビジネスを行う場合にも役立つのです。
英検は、全ての英語学習者の方に絶対的にオススメしたい😊
— まさ|🇿🇦南アフリカでマーケティング (@mappyinME) November 10, 2022
僕は在住経験なしで英検1級を取得。
英検で文法・語彙を徹底的に学び、海外駐在2週間で英語で仕事が出来ました😁
保証します。
英検を取ると、海外にて光速で、かつ飛躍的に英語実践力を伸ばせます😊
ちなみに映画は全く聴き取れません😌
TOEIC900→非ネイティヴ圏と問題なく仕事できる
— たかギブソン@鎖国ネイティブ (@takayan_eng) January 5, 2019
英検1級→欧米系外資で活躍、或いは欧米系クライアントとガチで渡り合える英語力
TOEICバブルが弾けた時、それでも英語を強みにしたいなら現実英検くらいしか指針になり得る高度な試験はない。 https://t.co/u9iCy7mdIQ
まとめ
英検1級は意味がないという声もちらほらありますが、そんなことはありません。
英検1級を取得することによって、仕事の幅も広がりますし、人生における充実度も高められるようになります。
また、自己肯定感が高まり、自分に自信を持てるようになりますので、何事にも積極的に挑戦できるようになるのです。
英検1級に挑戦したいけど迷っている・・・
そんな人がいたら、私は確実に挑戦する選択を応援します。取りたいと思う人でないと取れない資格なので、挑戦したいという気持ちがあるなら「やる」これだけですね^^