TOEIC900↑なのに英語を話せない人が英検1級を目指すべき理由

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☑TOEICではハイスコアを持っているのに英語が話せない・・・
☑スピーキングになるとちょっと自信がない・・・
☑あまりに話せないためスコアを言うのが恥ずかしい・・・

こんな悩みを持つ人はたくさんいます。
せっかくTOEICで頑張ってハイスコアをとっても「英語が話せない」場合、なかなか自信が持てないケースや人にスコアを言えないケースがあります。

ハイスコアを持っていると通常は「すごい」と褒められたりうらやましいと言ってもらえたりするものなのに、自分の中での「話せない」が重くのしかかって完全に自信が持てない。
今回は、そんな人に向けて「英検をおすすめする」記事を書きます。

本記事が主に対象とする人
定期的にTOEICを受験していて、コンスタントにTOEIC900超えする力のある人で、英検1級は持っていない人

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目次

TOEIC900↑なのに英語が話せない理由

TOEICは毎回ハイスコアなのに英語力に自信がない。英語が思うように話せない。
その理由はどこにあるのでしょうか?

まず、TOEICはリスニングとリーディングの2技能しかテストしないから、ということは当然ながら挙げられます。
しかし、それだけではありません。
TOEICで900超えできる人が英語が話せないのにはほかの理由のほうが大きいケースが多々あります。

こちらでみていきましょう。

①TOEIC対策に偏りすぎた

最もよくあるのがTOEICの対策本に集中してほぼそれオンリーで英語の勉強を進めたケース。

TOEICで高得点を狙うには対策が必須です。そのため、対策本を買って試験対策すると思います。
それ自体はとてもよいことなのでぜひおすすめしたいのですが・・・

問題は対策本オンリーで勉強し、高得点を狙ったケース。
TOEICはリスニングができ、リーディングでも短いビジネス文書を意味がとれる程度に読み慣れていればある程度得点できてしまうことがあります。そのため、ある程度基礎力のある人であれば、対策でカバーできるリスニングやリーディングの一部などは対策本オンリーで実力以上の高得点を狙えてしまいます。

そのほかにも、時間配分や各パートの問題の解き方テクニックなど対策系には数えきれないノウハウが詰まっています。

しかしながら、TOEICの対策本はTOEICにしか使えないと思っていたほうが無難です。もちろんビジネスの場でも役立つとは思いますが、何も対策せずにとった920と対策本で研究しまくってとった920では、どうしても実践力に差があります。テクニックを駆使してとった高得点が英語を話すうえで必ずしも大きく有用だとは限りません。

②TOEICだけでは扱えるトピックやテーマが狭い

次に、TOEICはビジネスにおけるコミュニケーション能力を図る試験なので、扱えるトピックやテーマが限られます。
TOEICで高得点をとってもほかのトピックや意見を求められるなどの場面では歯が立たないこともあります。

日常会話~ビジネスにおける日常会話の理解はほぼ完璧にできても、「こういった社会問題についてあなたの意見は?」など込み入ったテーマになると言葉や文章が出てこないといったことが起こるのです。

③英語を話す機会がない

続いて、英語を話すアウトプットの機会がまったくないケース。

どんなに相手の言っていることが理解できても、自分の考えが英語で述べられなければ「話せる」と自信をもって言えないものです。
「スピーキングになるとちょっと・・・」”When it comes to speaking, …”などと詰まっているTOEICハイスコア取得者の動画を観ましたが、これは特別なことではなくごくありふれたケースだと思います。

ある程度会話慣れしておくことはどうしても必要になります。

TOEIC900↑なのに英語が話せない人に英検1級を目指すことをおすすめする理由

  • TOEICは定期的に受けてほぼ毎回920前後・・・
  • コンスタントに920~930とれている

でも英語を話せないので自信がない・・・

そんな人におすすめするのが英検1級の取得です。
英検の方がいいと言っているのではなく、英検1級を取得するメリットがたくさんあるからこのように主張しています。

ではどんな理由で?
というのをこちらで解説していきますね。

英検1級はトピック・テーマが豊富

英検1級はトピックが幅広いです。
文化・社会・政治・科学・医学などありとあらゆるテーマを英語で理解する力が問われます。
また、それだけではなくアウトプットもこのような多岐にわたるテーマでできなければなりません。

つまりは、いろんなトピックについての自分の意見というものを主張できるよい練習になります。

私も英検1級を取得するのに「意見を持つ」ことから始めて、それをいかにうまく英語で伝えるかに注力しました。
結果、英検1級取得後は意見をより堂々と述べられるようになりました。

英検1級では圧倒的な語彙力が身につく

英検1級合格に必要な語彙数はおよそ15,000語と言われています。
ちなみに、英検準1級の必要語彙数が7,500~9,000語と言われているので、その差をみても圧倒的だとわかるはずです。

英検準1級も簡単な試験ではありません。
語彙も9,000というのはかなりの量です。
しかし英検1級はさらに+6,000もの単語が出題されるという認識です。

圧倒的な語彙力を身に着けることができ、また英検1級の語彙は決して無駄ではありません。
私の話ですが、合格後に、海外ドラマの理解できていなかった単語の部分が理解できたなんてこともありました。さすがにその時は感動しました。

英検1級はアウトプット重視の試験

英検1級ではアウトプット系であるライティングとスピーキング(2次面接)の試験があります。

どちらも「意見を述べる」試験になります。
日常会話を軽く超えた域のテストですので、日常会話がスムーズにできるだけでは合格できません。

目安は、ライティングもスピーキングも”社会性の高い幅広い分野のテーマに対し自分の言葉で意見を述べられること”です。

よく「資格試験は英語を話せる指標にならない」といいますが、英検1級だけは違うと思っています。
合格者間で若干の程度の差こそあれ、最低限自分の言葉で様々なトピックのディベートができる最低レベルでないと受かりません。

英検1級ブランドで自信を深めることができる

これは実際に合格してから感じたことですが、「英検1級を持っている」この事実だけで「TOEIC900↑だけど英検は準1級しか持っていない」時と比べて自信の面で月とすっぽんほどの差があります。

英検1級は簡単には合格できない試験であり、特にアウトプット練習は必死でしました。それから意見を持つ練習も日常的に行いました。

結果として、英語力はもちろんのこと、意見を言える一人の人間としての自信がかなりついたのを感じています。
また、英検1級と堂々と言えることはそれだけで価値があると思います。

コンスタントにTOEIC900↑なら英検1級をとらないのは惜しい

最後に、単に’TOEICで毎回900超えできる力があるのに英検1級を取得しないのは惜しい’と思うためです。


1回だけギリギリで900とりました、という人については英検1級はかなりハードルの高いものになりますが、毎回コンスタントに920くらいとれている人であれば、相応の努力をすれば英検1級にも手が届くはずと思います。

努力すれば手が届くのにしないのは惜しい、と個人的には思います。

実際、私自身も「英検1級は難しそうだから」と長年避けてきました。
でも、約3か月集中して勉強して合格できた後は、もっと早くに努力する意思を固めるんだった、と思います。それくらい1級取得で得られたものは大きいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

英検1級かTOEIC900かというのはよく議論されることでもありますが、欲を言うなら両方持っているといいです。
ただ、今回のように「TOEICハイスコアだけど英語を話す力に自信がない」という人には、英検1級を頑張って目指すことをおすすめします。

「難しいものは避けたい」心理はみんなあります。
私もそうでした。
「TOEIC960持っていれば英検1級と同じくらいの力の証明になるでしょ」と思っていました。しかし実は心の片隅で英検1級が気になって仕方なかったです。挑戦するのが怖かったんですね、今思うとですが。

私自身、英検1級取得後は自分の英語(特にスピーキング)に対する自信が大きくUPしましたので、ぜひTOEIC高得点だけど英語を話すのに自信がないという人は英検1級を目指すことも視野に頑張ってほしいなと思っています。

具体的な対策や勉強法については別の記事で書いていきます。

ありがとうございました!

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