今日も受講生記事を書いていきます。
Mさんは、過去2回英検®準1級に不合格。
2回とも、何がいけなかったかというと、英作文が伸びなかった。9/16ほどしかとれずに惨敗。そして、それ以外の部分に関しては、2回ともそれなりに頑張っていたそうです。
1回目はリスニングを集中的にやっていて、リーディングが悪かったのかなと思い、リーディングを2回目の時の対策では力を入れてやってみた。でも、結果は不合格。
「もしかして英作文かも?」そう気づいたのが私のところに相談に来られた3回目だったんですね。
本当に大事なのは今もこれからもライティング
英作文のせいで合格できなかったのでは?
そう気が付いたMさん、英作文のせいで合格できなかったというのは100%間違いありません。
英検対策において大事なのは英作文です。
今もですし、これはリニューアル(2024年度~)後も変わらないと私は思っています。
要約英作文に触れると、ここがどのくらいの厳しさで採点されるかにもよるところはあるものの、英作文で突き抜けないと合格が難しい事実は変わらないと思っています。
1題→2題に増えるのであって、なくなるわけではありませんので。それも、1題プラスされたのに片方はやらなくていいやってわけにはいきませんよね。嫌でもライティングに比重をさらに書ける必要がこれからは出てきます。
この時に話を戻しますが、Mさんはライティングが苦手でした。
試験でも9/16とかそのくらいしかとれていなかった。
ここを最低ラインまで伸ばすと決めました。
英作文でどこまで目指すべきかは人により様々です。
リーディングとリスニングの出来にもよるからです。
圧倒的に他部分ができない方はライティングを圧倒的に伸ばし合格する必要がありますし、逆に、ライティングよりは他部分を伸ばす方が容易な人ではライティングは最低ラインを意識します。
このMさんは後者のパターンでした。
過去2回とも、長文やリスニングは悪くないというよりよくできていたので。
課題は英作文を12/16に上げることでした。
なのでこの「最低ライン」を意識して取り組みました。
他部分とのバランスを意識しての英作文底上げ
Mさんのようなパターンでは、他部分も相応に勉強が必要ですので、他部分も細かくフォローしていきました。
特にリスニングでは、パート②が半分しか取れなかった状態から、トレーニングを重ね9割ほどまで上げてきました。
これで残るは本当に英作文で12以上とれたらという状況をつくったのです。
そして結果は13/16とることができ、無事合格できました。
バンドはなんと6アップ!
英作文をとれるとバンドも高バンドが出やすいです。それほどに配点が大きいのです。2題になってもこれは変わらないでしょう。
Mさんは現在1級も視野に入れて学習を続けているそうです。
準1級から開ける世界は1級だけではなく本当に無限大です。
でもまずはやっぱり1級も目指したい!そんな気持ちになる人が多いようです。
そして1級を目指すときにも準1級のベースが固まっているとすごくスムーズです。
準1級から本気出すことをおすすめする理由がこれです。
1級・準1級の詳しいコース内容は動画講座よりご案内しています↓