英検1級・準1級、受験する際に気になるのがその難易度ですよね。
難しいんじゃないか・・・
自分には無理なんじゃないか・・・
時間に制限のある社会人が独学で英検1級や準1級を目指す際には特に、こういったことは気になると思います。
今日は、そんな英検1級・準1級を目指す社会人に向けて、私も生徒さんも実践している「英検合格をシンプルに引き寄せる勉強法」についてお伝えします。
\ 英検1級・準1級合格の確実STEPを限定公開中/
英検1級・準1級に社会人が独学で合格したいならまず英作文から入る勉強法を
まず、英検1級・準1級に社会人で挑戦するならまずライティング力の確認(英作文スキルチェック)をやってほしいです。
なぜなら、英作文が最重要パートになり、また、英語学習のブランクがある場合も多い社会人であれば、英作文力が大きく下がっていることが予測できるからです。
まず、ここから入る。
英作文は語彙よりも重要です。
まず英作文から入ります。
では、英作文を具体的にはどう勉強する?英作文の勉強法について、お伝えします。
①基本的構成の作り方を確認する
まず、英作文をやるときに「いきなり書く」人が非常に多いです。
しかし、いきなり書くのはNGです。
やってほしくありません。
なぜなら、英検1級・準1級には「内容」「構成」の評価項目があり、これが「文法」「語彙」の評価と同等に重きが置かれるからです。
ここを飛ばしてただ上手に書ければよいというものではありません。
英検1級準1級英作文、構成の作り方は以下の記事で説明していますので、参考にしてください。
まず、内容構成で点を確実にとるために、とにかくここをきちんと理解する。
そこから入ります。
②添削を受ける
構成を理解したら、次に書いてみます。
最初は下手でもいいので、とにかく書く。自分で書く。
これを徹底します。
書いていて、ちゃんとした添削を受けていれば、英作文の勉強は楽しくなってきます。
私の受講生の方たちからも、最初は書けなくて「自分の英作文を見せるのが恥ずかしい」から次第に「書くのが楽しくなった」そんな声をいつもいただいています。
添削を受けずに自己流は失敗する可能性が高いです。
もちろん、あなたがライティング上級者でなければという意味で。
かならず添削は受けていただきたいです。
ここにはしっかりと投資しましょう。
③音読等で復習を徹底する
添削を終えたら、今度はその英作文(添削済みのもの)を徹底的に復習します。
このフェーズが一番大事ですので、ここはかなり重要な話になります。
一度や二度じゃなく、何度も何度も、落とし込み覚えてしまうくらい音読しましょう。
そうすることで初めて直された正しい英作文が「自分のもの」になるのです。
さらに、ここで満足せずに、リライトを行うことをおすすめしています。
受講生にも、リライトは必ず行うよう指導していて、さらに、手書きで受ける1級や準1級のCBT以外の人には手書きでリライトしていただき、それを確認しています。
こうすることで、実際に本当に正しい英文を自分の中に落とし込めて使える状態にできたのか、が確認できます。
英検1級・準1級の英作文対策と同時に始めるべき文単による長文読解対策
さて、英作文を無事スタートできたら次は、文単による精読・音読トレーニングを初めてほしいです。
ここも、重要なステップです。
文単が何にいいのか?パス単よりも文単を推す理由は?
そこを解説していきます。
文単で長文・リスニング・語彙すべてをカバー
まず、文単は特徴的で、長文の精読だけでなく、難しい語彙も多く(1級なら2100語)カバーしているのは言うまでもなく、音源もついているのでリスニング対策にも効果を発揮します。
これ1冊を使い込むことですべてのパートを底上げできます。
さらに私の生徒さんは、文単で出てきた表現を英作文に使ったりしていますので、文単で表現を学び、英作文に活かすなんてことも可能です。
文単で語彙の基本はマスターしてしまえる
さらに、文単で語彙もOKです。
私は、1回目は語彙語彙・・と語彙に比較的フォーカスを置いていました。
しかし、それが必要なかったと1回目合格後に確信したため、2回目は語彙単体での学習はしませんでした。パス単などどこに置いてあるかわからないくらい、触りもしませんでした。
その代わり、やったのが文単です。
これをやり込んでから語彙問題集でアウトプットしていきました。
結果、これが一番効率がいいと確信し、生徒さんにも同じように文単による全パート基礎固めを行っていると、次々とその効果に魅了される方が増え、私はもうこれはマストなんだと確信しています。
まとめ|本当に大事なのは合格に必要なバランスを理解すること
いかがでしたか?
ここまで、英作文と文単のトレーニングの話をしてきました。
実は英検対策は複雑にしないことが大事だと思っています。
なかなか難しい点で、1級や準1級は難易度が高いので、あれもこれもやらなくちゃ・・!と思ってしまう人が多いのです。
しかし、実は社会人なら限られた時間内で、自分の中で勉強法をあれこれ複雑化しないことが何より大事。
英作文→長文・リスニング→語彙の順に力を入れるべきだと私は思っていて、語彙対策に引っ張られがちな1級対策を唱える方も多い中、異質かもしれませんが、実際に自分の2度の経験からも、生徒さんの結果や進捗からも、私はこのバランス論に自信を持っています。