こんにちは!
先日、個別相談に、活躍中のある英語コーチの方がきてくださって受講を決められました。
その方は、高い英語力を持ちながら、英検に関しては準2級も2級も、受けてこなかった状態。
そんな状態で、1級の内容を見て「これはちゃんとしたところで指導を受けて効果的に伸ばそう」そう、思ったそうなんです。
そしてこの方に関しては、少しお待ちいただき9月受講スタートになるので、それまでの準備期間は準1級の内容の総復習(復習と言っても英検を受けたことのない方にはお初の内容です)をしていただいたり、英検学習の基礎固めをしていただいたりする期間にしようと思っています。
そして、今日のテーマですが、「待てること」こそ大事ということ。
みなさん、よくある悩みに「力がついてる気がしない」があります。
英検でもライティングでも、コースをスタートされて2週間、1か月、2か月・・
「時間の経過とともに伸びが思ったほど感じられないです」
こんな悩みや不安を抱えてしまう方が多いです。
ちなみに、1か月や2か月でできるようになるほどライティングやその他英語って甘くない、といういつもの主張は置いておいて、伸びって別に段階的に、少しずつ起こるものではないと私は思っています。
今までの生徒さんや合格者さんをみていても、2か月目では伸び悩んでいた方が、3か月目4か月目で急激に伸びた、そんなことがたくさんありました。
ある日突然「書ける」「聞ける」こんな状態って嘘みたいで本当にあることです。
(私自身も留学中に、つい昨日までは大学の講義の内容が1つもわからなかったのに翌日から突然すべて聴き取れるようになってた、なんて経験が本当の話でありましたので)
そしてこれこそ積み上げの効果なんです。
学習の成長曲線って知ってますか?あれ見てどうですか?
ゆるやかに、平等に、少しずつ上がっていますか?
だいたいの学習の成長曲線の絵は、おそらく最初本当に少しずつしか変化がなく、終わりの頃にグッと上がる(ブレイクスルーポイントというそうです)
こんな形をしていると思いますが、どうでしょう?(もし見たことないって方は「学習の成長曲線」でググって確認してみてください)
つまり、学習における成長って日々少しずつ目に見える方が少ないのです。
それでも「やり続ける」からこそ「ある日突然」急激な伸びを感じる時がくる。
多くの人がこの時を待てません。
理想である直線右上がりの成長曲線と、現実である緩やかすぎる成長曲線のギャップに悩みます。
そして、「まだ伸びを感じられない」「私はやっぱりできないかも」そんな風になります。
その気持ちは痛いほどわかります。
なぜかというと、私自身も待てないタイプだからです。
でも、そこから伸びる人っていうのは、そういう不安でいっぱいになる代わりに「毎日淡々と」やるべき勉強・タスクを続けられる人なんです。
伸びてないので不安でそのことで頭がいっぱいになってしまうのはむしろ逆効果です。
「伸びがイマイチ」そう思いながらもやるべきこと、毎日のタスクを「淡々と続ける」
これだけが結果を出すためのポイントなのです。
私のコースは最低で3か月以上からお受けしています。
それは、1か月や2か月では圧倒的に足りないから。
3か月、4か月5カ月密にやってこそ伸びるもの。
というかこれは最低ライン。
最低ラインに達していない、そんな中で不安になった時は「淡々と続けよう」これだけを意識してください。
人間なので落ち込むことはあって当然です。
しかし、こと(英語)学習においてはかならずブレイクスルーが起こるポイントというのがありますので、ネガティブさでいっぱいになったりして気持ちを乱すことはしてほしくないな、そう、思っています。